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あなたは、普段から上司とどのように接していますか?
何か質問や相談があったとき、すぐに聞いていたりしませんか?
上司と部下の壁がないことは、働きやすい環境という面ではとても理想的です。
しかし、あなたのその接し方は、間違っているかもしれません。
もしかすると、上司の貴重な時間を奪っているだけかもしれませんよ?
今回は、上司への質問の仕方について考察します。
上司の時間とあなたの時間は価値が違う
まず、一番大切なことをお伝えします。それは、あなたと上司は、時間の価値が違うということです。
なぜなら、あなたと上司は給料が違うからです。同じ1時間でみても、上司の時間的価値はあなたより高いということです。
あなたより時間的価値が高いということは、上司にはあなたと同じ仕事ではなく、給料相当の仕事をこなしてもらわなければなりません。
この基本的なことを忘れてはいませんか?
あなたがしている質問は、本当にその上司に質問すべきことでしょうか。ほかに、その質問に適任な方がいるかもしれません。
あなたが聞きたいことを全て上司に質問していると、上司はその質問に対応しなければなりません。それは、あなたが上司の時間を使っているということになります。
この話は、あなたの時間の使い方や、上司の時間的価値を向上させるためのものです。しっかり時間を意識して働くことの必要性を説いています。
ですから、そもそも上司自身が自分の時間的価値を考えていない場合は論外です。
これを読んで、時間的価値を考えながら上司と接してみてください。それだけでも、仕事の効率が向上しますよ。
質問は端的にまとめ、要点のみ伝える
ここからは、あなた目線で考えていきます。
例えば、あなたが上司に質問したいことがあります。
その質問を思いついたとき、すぐに上司に聞いてしまってはいけません。なぜなら、思いつきだけで話していると、話に脈略が無くなり、論点がズレてしまうことがあるからです。
そうならないためにも、まずは質問を整理しましょう。
質問の核心をしっかり整え、なぜその質問に至ったのか、要点をまとめましょう。
そうすることで、端的に質問することができます。端的な質問は、質問された側もとても答えやすいです。
そのうえ、端的にまとめるという能力も身につきますし、それを見た上司からの評価も上がります。
質問一つで、これだけのメリットがあるので、これからはしっかり考えて質問してみましょう。
質問する前に全力で考える
そもそも質問を思いついたとしても、果たしてそれが本当に質問すべきことなのか、質問する前に全力で考えましょう。
疑問に思ったことを、自ら解決することは、自分の成長に繋がります。
相手に聞くのは一番簡単なやり方です。しかし、その前にあなたにできることがあるのではないでしょうか。
過去の資料を読み解くことや、インターネットで調べるなど、まずは自分で調べることから始めてみましょう。
すると、意外にも答えが見つかるときがあります。
たとえ答えが見つからなかったとしも、探している間に身につけた知識はあなたのものです。
まずは、質問する前に全力で考える癖をつけましょう。
相手の時間を使っているという意識を持つ
最後に、何か質問するときは相手の時間を使っているという意識を持つようにしましょう。
質問する側からしたら、そこまで意識していないかもしれませんが、相手の貴重な時間を貰って質問に答えてもらっているのです。
時間的価値が高い人に対する質問であれば尚更です。
質問された人が本来すべき仕事に相応しい質問ならば良いですが、何でもかんでも質問するのは間違いです。
時間的価値を意識しているだけで、仕事の無駄も省けます。仕事と時間の関係性を費用対効果で考えられるようになり、生産性が向上します。
あなた自身も、働くうえで無駄な時間を過ごさないためにも、相手の時間を使っているという意識を持ってみてください。
まとめ
- あなたと上司は時間の価値が違う
- 端的な質問はとても答えやすい
- 質問する前に全力で考える癖をつける
- 相手の時間を使っているという意識を持つことで生産性が向上する
今回紹介したことを実践すれば、仕事の無駄を省け、生産性が向上します。
あなただけでなく、同じ職場の皆がこのような考えを持って仕事ができれば、職場全体の生産性が向上します。
まずは、あなた自身で実践してみて、是非周りにも広めていってください。そうすることで、生産性の高い職場づくりができるでしょう。