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残業が月100時間を超えていた過去を暴露!ブラック企業の現実とは

月100時間超えの残業をして疲労困憊の人

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私が新入社員で入社した会社は、ブラック企業でした。

月に100時間を超える残業が当たり前で、身も心もボロボロになって働いていました。そこでの仕事は、本当に酷いものでした。

この経験を多くの人に知ってもらいたいことと、同じ目にあう人をこれ以上増やしたくないという思いから、当時の状況を紹介したいと思います。

毎日の睡眠時間は3時間

入社した会社がブラック企業であれば、上司もブラック上司でした。

朝は上司よりも早く出勤しなければ文句を言われ、夜も上司より先に帰ると文句を言われるような日々です。

上司は朝が早く、7時には会社に来ていました。そのため自分も7時には会社にいないといけません。夜は終電で帰ることが普通でしたので、0時近くまで働いていました。

しかし、新入社員であった私は、この働き方が社会人として当たり前なのだと刷り込まれて働いていました。

ここで、当時の1日の生活スケジュールを紹介します。

  1. 朝5時に起床して会社に行く準備
  2. 6時に家を出て7時に会社到着
  3. 始業開始前に2時間仕事
  4. 昼休みもご飯を速攻で食べて仕事
  5. 終業時間の18時から0時まで6時間の残業
  6. 帰りに夜ご飯を食べて深夜1時に家に到着
  7. お風呂などもろもろして深夜2時に就寝
  8. 朝5時に起床…

毎日こんな生活で、睡眠時間は3時間を確保するのが精一杯でした。今振り返ると、本当にあり得ない生活をしていました。

残業時間を少なく申告させられた

前項で紹介したスケジュールで、始業時間前に2時間の時間外勤務、終業時間後に6時間の時間外勤務で、1日に計8時間の時間外勤務をしていました。

1日に8時間となれば週40時間、残業だけで月に120時間の計算です。

しかし、その残業を全て申告できることはありませんでした。

その会社は残業は自己申告制であったため、毎日手書きで残業時間を記入していました。そこで上司から言われた言葉があります。

「残業時間中、全力で仕事してるわけじゃないんだから、もっと少なく書け!」

これには驚きました。確かに、残業時間中に全力で仕事はしていません。というか、こんな働き方をしていて、全力で働く力も残っていませんでした。

ただ、残業時間を記入した用紙の提出は上司にしなければならないため、こう言われてしまった以上、残業時間を減らして記入するしかありませんでした。

上司より先に帰ると連絡がくる

営業マンとして働いていたため、外回りをすることがありました。特に上司は、外回りで会社にいないことがほとんどでした。

上司がいると、1日に何度も怒鳴られていたので、上司がいない日は幸せでした。

夜になっても上司が帰ってこない日は、早く帰ろうとして会社を出ます。それでも21時くらいですが。

しかし、その後に地獄が待っています。

帰りの電車に乗っていたら、上司から携帯に連絡がきたのです。

「もう帰れんのか?あの仕事はどうなった?あれはやったのか?」

こんな電話が来たら、帰れるわけがありません。帰りの電車に乗っていましたが、この後、会社に引き返したことは言うまでもありません。

土日の出勤は顔を売るため

営業マンであったため、土日も仕事が入ります。それに対して、上司はこう言います。

「土日の出勤は、仕事ではなく顔を売ることだ」と。

仕事として行くのではなく、取引先に顔を売るために行くのだと教えられていました。

まぁ、既に時間外勤務を過少申告させられていたので、どうせ給料が出ないことは分かっていたので諦めていました。

たとえ、土日で外回りの仕事がないときでも、平日に外回りでこなせなかった事務処理をするために出勤するのも当たり前でした。

休みの日でも構わず電話が掛かってくる

たまに休みがあっても、平日の疲れから家にいるだけで外に出ることはほとんどありませんでした。

しかし、休みだからといって油断はできません。休みの日でも構わず、上司から連絡が入るのです。

仕事の連絡は個人携帯でやっていたので、いつでも連絡がついてしまう状況でした。

そのため、「あれはどうなった?」とか、「次にあれやっておいて」という連絡が普通に入ってきます。

普段から外出ばかりで打合せができないため、「あれはどうなった?」という質問が来るのは仕方ないとは思っていましたが、「次にあれをやっておいて」はさすがに無いなと思いました。

そんなことは、次に出勤したときに言ってくれよと。

もう、休みの日であっても胃が痛く、常に仕事のことが頭から離れない状況でした。

精神的に病んでしまい仕事に行けなくなった

こんな日々が続き、先の見えないトンネルをずっと這いつくばって生きている感じでした。

そして、遂にその日がやって来てしまいました。

朝起きても、布団から出ることすらできなくなったのです。本当に、心の底から仕事に行きたくない。嗚咽も酷く、仕事に行ける状況ではありませんでした。

そこから、数週間にわたって仕事を休まざるを得ませんでした。

結果的に、いわゆる「新型うつ」になっていました。

普段の生活はできますが、仕事に行こうとすると行けなくなる。仕事のことを考えるだけでしにたくなる。

この頃は、本当に辛い日々でした。

何をするにもやる気が出ず、生きていることすら無駄に思っていました。

ブラック企業やブラック上司からは今すぐに逃げ出してください

あなたもこのような働き方をしているようであれば、今すぐにでもその会社から逃げ出してください。

本当に、今すぐに逃げ出さないと、私のようにうつ病になってしまうかもしれません。精神的に病んでしまうと、地獄のような日々を送らざるを得ません。

プライベートも家庭も、全て崩壊してしまいます。それからでは手遅れです。

そんな会社で働くくらいなら、もっと別の会社に転職したほうが絶対に良いです。

今回紹介したほどブラックな会社は少ないですし、むしろ転職したらもっと良い会社ばかりです。世の中のすべの会社がこんな会社だと思い込むのは間違いです。

当時の私は無知でした。この働き方が当たり前で、自分が精神的に弱いだけだと本気で思い込んで、自分を追い詰めてしまっていました。今思えば、大きな間違いでした。

あの頃の私に話ができるのであれば、今すぐにでも会社を辞めたほうが良いとアドバイスします。ほかの人には、こんな辛い目にあってもらいたくありません。

これを読んでくれたあなたも、勇気を出して転職してみてください。そうして今の生活から抜け出し、より良い未来を生きてください。

私の経験を参考に、あなたが活き活きと働ける選択肢を増やすことができれば幸いです。