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これから先、会社で昇進していったときに、どんな生活が待っているのか気になりませんか?
充実した生活を送れるのか、社畜と化すのか。
昇進試験を控えている方は、特に気になりますよね。
役職が上がっていくにつれて仕事と責任が増えていきますが、いざ自分がそのポジションになったときを考えると、どのように働いているのか不安になると思います。
昇進すべきなのか否か。それは、上司の働き方を見ていれば良く分かります。
今回は、自分の将来がどうなるのか不安な方へ、上司の働き方を見て自分の将来を見据える方法を紹介します。
上司の働き方でチェックすべきポイント
上司の働いている姿は、あなたの将来の姿と言っても過言ではありません。
そこで、あなたの将来を見極めるためにも、上司の働き方でチェックすべきポイントがあります。
それは、以下の4つです。
- 仕事内容
- 上司と部下のやりとり
- 残業の有無
- 活き活きと仕事をしているか
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
仕事内容
これは、言うまでもなく、あなたがそのポジションについたときの業務内容になります。
上司の業務といっても、大きく2つに分けられます。それは、「事務的仕事」と「リーダー的仕事」です。
事務的仕事とは、まさに普段の事務処理です。しかし、事務処理は大きなウエイトを占める仕事ですので、事務処理をしている姿がありのままの姿とも言えます。
ここでは、「仕事に追われながら働いているか」や「主体的に仕事を進められているか」などを見るのがポイントです。
いつまでも仕事に追われながら働いている。上から言われた仕事をこなすので精一杯。
このように主体的でない働き方の場合は、そのポジションになっても、仕事のやりがいという面では残念ながら達成できそうにありません。
むしろ、永遠と仕事に追われ、終わりが見えないトンネルのような生活が待っているかもしれません。
若手とのやりとり
役職が上がることで、係のリーダー的存在になったり、若手を育成することが業務として求められたりします。
そこでは、「指導」「育成」がしっかりできる環境であるかということが重要です。
これまであなたが指導を受ける立場であったならば、指導されることが当たり前なので気づかなかったかもしれませんが、指導する立場になると指導の大変さを思い知らされます。
ここで見るべきポイントは、若手を指導している上司の言葉がしっかりと伝わっているか否かということです。
若手は入社してから色々な教育を受けて育ってきています。その若手に対して、言いたいことがしっかりと伝わっているかを見ることで、若手を育成しやすい環境が整っているか否かが分かります。
上司の言葉がしっかり理解されるためには、若手の仕事に対する意識において一定のベースが必要です。
上司の言葉がしっかり伝わっていれば、若手がこれまで働いてきた中で、仕事をするベースができあがっているということです。
しかし、言っても分からない、改善されないという状況が見て取れる場合は、若手のベースができあがっていません。
若手のベースができているか否かということが、指導する立場にとってとても大きな問題になります。
ベースができている人を指導するのであれば、指導は簡単です。改善すべき部分を明確に伝えていけば良いのです。
しかし、ベースができていない人を指導する場合は、とても苦労します。
ベースができていないため、伝えたいことが理解されない、改善してほしいことも改善されないなど、指導が行き詰まることになります。
この問題の原因は、会社の人事制度にあります。
新入社員からの育成環境が整っていないがために、社員がレベルの低いまま年数を重ねてしまいます。
指導する立場を考えると、相手が学生気分なのか、働くことをしっかり理解している社会人なのかによって、指導のやりやすさが変わることは明白です。
これを踏まえて、上司の指導を見てください。指導する相手が幼稚で苦労しているようであれば、あなたが指導する立場になったとき、指導に苦労する可能性が高いです。
残業の有無
これは、上司の働き方を見ていればすぐ分かります。
終業時間を過ぎたあとも毎日遅くまで残って仕事をしているようであれば、残業が常態化しています。
これだけではあまり参考にならないため、さらに踏み込んだポイントを紹介します。
上司の、残業中の働き方を見てください。
本来、残業なんてしないのが一番ですから、周りの人と喋っている暇があればさっさと仕事を終わらせて帰ったほうが得です。
しかし、上司はどうでしょう。
ほかに残業している人とペチャクチャおしゃべりばかりしてはいませんか?
これは、単に上司が無能である場合が多いですが、そんな働き方が職場に蔓延している場合はとても危険です。
もしかしたら、残業することが良いことだという風潮がある職場なのかもしれません。
その場合、役職が上がってもさらに上の役職の方々が残って働いていたら、先に帰ることはできないかもしれません。
その環境は、会社で長く働いてきた人達が作ってきた職場環境なので、環境を変えたい場合は上の役職の人と対立するしかありません。
このような職場では、あなたが残業を無くそうと考えていても、実現するためにはかなり困難な道が待っている可能性が高いです。
活き活きと仕事をしているか
一番見るべきポイントは、「上司が活き活きと仕事をしているか」という点です。
どんな仕事を抱えていようとも、活き活きと働いていける環境なのかが大切です。職場の環境次第で働きやすさは大きく変わります。
多少困難なことがあっても、働きやすい職場であれば乗り越えることができます。
しかし、職場の環境が悪いと、働くことを苦痛に感じてしまいます。働くことが苦痛だと、充実した生活を送れないことは言うまでもありません。
これが一番のポイントなので、上司がどのように働いているのかを、しっかり見極めてみてください。
理想の働き方と比べてみる
これまで紹介したポイントを、あなたの理想としている働き方と比べてみてください。
あなたの理想とする働き方は何ですか?
「残業ゼロ」
「自分の成長に繋がる」
「充実した人生」
どれも、素敵な理想です。
しかし、それを今の職場で叶えられるのかが重要です。
あなたが将来、どのような姿で働きたいのかを今の上司の働き方と比較することで、理想と現実のギャップが見えてきます。
理想と現実のギャップが少ないようであれば、迷わず昇進を目指しましょう。
昇進試験を受けるだけが全てじゃない
今は、昔のように終身雇用として1つの会社で生涯を過ごすことは少なくなってきました。
そのため、あなたの理想が叶えられない職場なのであれば、無理に昇進する必要はありません。むしろ、無理をせずに平社員として仕事を続けていくという選択肢もアリです。
または、思い切って転職をするという選択肢もアリです。
充実した人生を送るためには、あなた自身の行動が全てです。行動しなければ、現状から抜け出すことはできません。
まずは転職サイトに登録だけしてみて、どんな仕事があるのかを探してみるのも良いでしょう。
まとめ
- 上司の働いている姿は、あなたの将来の姿である
- チェックポイントは、「仕事内容」「上司と部下のやりとり」「残業の有無」「活き活きと仕事をしているか」の4つ
- あなたの理想と上司の姿を比較して、現実を知る
上司の働き方は、あなたの将来の姿を映し出す鏡です。
あなたが将来、どのように働きたいかを考えるためにも、上司の働き方に注目してみてください。
今の会社で昇進試験を受けて、役職を上げていくことだけが全てではありません。
自分の理想と上司の働き方を比較し、あなたの将来にとって最善な選択をしてみてください。