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昨今、働き方改革と称して、長時間労働の是正に取り組む企業が増えています。
ただ、これは企業だけが取り組めば良い話ではないと考えています。
会社側が働く環境をどれだけ整備したとしても、そこで働く人の意識を変えなければ、本質的には変わりません。
今回は、働き方改革を達成するために、個人で取り組むべき方法を紹介します。
会社が取り組むだけでは働き方は改革できない
例えば会社側が、残業ゼロ!有給休暇は100%消化!を目指していくとします。
本当に残業を制限して、全員に有給休暇100%取得を義務付けたらどうなるでしょうか?
残業が無くなることで仕事を勤務時間内に終わらせる必要があります。しかも、個人の休みも増えるので、よりタイトに仕事を終わらせる必要があります。
残業ゼロと有給休暇完全消化をそのまま業務付けたら、まず仕事が終わらなくなるでしょう。
仕事が終わらないと、会社の売り上げも減っていきます。すると、会社の経営が傾き、最終的に個人にしわ寄せがきます。人件費を削ったり、減給やリストラに繋がったりします。
これでは、全く意味がありませんよね。
会社ができることと言えば、あくまで社員の働き方を変えるためのスローガンを掲げることだけなのです。
現状の会社は、残業あり、有給休暇未取得でなければ回らないようになっています。いくら会社側が社員の勤怠管理をしたところで、それだけでは既に改革できない状況にあるのです。
ここで必要になってくるのが、個人の働き方に対する意識改革です。
個人の意識を変えれば働き方は改革できる
働き方改革を達成するために、会社としての取り組み以外に必要なことは何でしょうか?
それは、個人の働き方に対する意識改革です。
前述のとおり、会社はあくまで働き方改革のスローガンを掲げるだけなので、そこに個人ベースでの意識改革をプラスすることで、改革に向けて前進できるのです。
個人の意識改革で必要なことは、以下の3つです。
- 目的の理解
- 仕事の効率化
- 無駄の削減
それぞれ、詳しく説明していきます。
目的の理解
目的の理解とは、会社が目指すべき目標を社員全員で共有して、個人で目標を理解して働くことです。
サラリーマンの多くは、会社に入社してから目の前の仕事を淡々とこなしているだけというのが現状です。しかし、本来ならば、会社の目指すべきところを理解し、そこに向けて仕事を進めることが必要ではないでしょうか。
理想は、サラリーマン一人ひとりが、会社の目指すべき目的達成のために力を注いで働くことです。
会社は個人では達成できないような大きな事業を、多くの人を雇うことで達成しています。ということは、本質的には、会社の達成すべき目的のために個人が集まるべきです。
しかし、そんな意識を持って働いているサラリーマンはごく僅かです。現状のほとんどの人が、何も考えずにその会社に入社し、与えられた仕事をしているだけです。
ちなみに、何も考えずに働くサラリーマンの数は、会社の規模に関係ありません。大企業も中小企業も同じことが言えます。規模が違えど、ある一定の割合で同じ働き方の考え方を持った人がいます。
そこで必要となるのが、まずはあなた自身が会社の目的を明確に理解することです。
目的を持って仕事に取り組まないと、本来目指すべき場所を見失います。そして、今している仕事が会社にとって本当に必要なことなのかという判断すらできなくなります。
しっかりと目的を持って仕事をすることが、個人の意識改革の第一歩です。個人で目的を持つことができるようになってから、社員全員が同じ意識の持ち方を理解していけば良いのです。
そのためには、会社のトップや経営層が事業を明確に掲げ、繰り返し伝えていくことが必要です。しかし、そう上手くはいきません。
そこでやるべきこととして、まずはあなた個人から目的を持って働くという考え方を発信していくのです。会社には多くの人がいます。その中に、少なからずあなたの行動を理解してくれる人がいるはずです。
その同士たちを巻き込み、仲間を増やしていくことで、小さいながらも同じ考えを会社に広めていけるのです。
仕事の効率化
働く目的を整理したところで、次に必要なことは仕事の効率化です。仕事の効率化とは、業務を簡略化することと併せて、無駄な仕事を排除することです。
もしあなたが、毎月のルーティンワークを抱えているならば、そのルーティンワークをより早く処理することができないかを考えてください。
毎月やらなければならないルーティンワークを最初に効率化するだけで、毎月の仕事量と時間を減らすことができます。
ルーティンワークを改善して時間を確保できたら、次は無駄な仕事がないかを考えてください。
無駄な仕事の基準は、会社が成長するために必要か否かということです。前述したとおり、あなたが目的を持って働くことを実践していれば、その目的達成に必要な仕事なのかを判断すれば良いのです。
すると、目的に合わない仕事が見つかると思います。その仕事は、思い切ってやめてしまいましょう。
単に仕事をしないだけでは意味がありませんが、仕事をしない理由を明確に持っていれば、上司も納得させられます。
これを繰り返していくことで、本当に必要な仕事だけをすることができます。今ある仕事を精査すると、実は必要ない仕事をしている可能性があるのです。
仕事の精査をとことん突き詰めていけば、自ずと仕事の効率化に繋がります。
無駄の削減
最後に必要なことは、無駄の削減です。これは仕事の精査に似ていますが、少し違います。
無駄の削減では、仕事量ではなく、働き方自体の無駄を削減するのです。
例えば、普段の仕事をしている姿を思い浮かべてみてください。その中で、本当に集中して仕事をしている時間と、そうではない時間があるのではないでしょうか?
周りの人と雑談していて時間が過ぎる。資料を探すために時間を割いている。このようなことは、無駄に繋がります。
そこで、その無駄を極力減らすことに意識を向けてみましょう。
同僚との無駄な会話を減らす。資料は整理整頓してどこに何があるかを明確にする。
場合によっては、これだけで1日の中の数十分〜数時間を捻出することができます。
実際に、1日の中の1時間を捻出できたとしましょう。それだけで、1週間では5時間です。それが1ヶ月になると20時間となり、2日分以上の勤務時間になります。
最初は少ない時間かもしれませんが、意識して取り組むだけで、どんどん無駄な時間を削減できます。
ここまで来れば、あなたの働き方は以前とは比べものにならないほど生産性を向上させられています。そのうえ、自分のプライベートの時間も確保できるようになるでしょう。
個人で働き方を改革したその先にあること
個人の働き方改革をしたその先に、何が得られるのかを考えたことはありますか?
働き方を改革することで得られるものは、仕事のやりがいではありません。あなたの「時間」です。
今回紹介した働き方改革で、あなたは「自分の時間」を手に入れることができます。そこで手に入れた時間をいかに有効に使えるかが重要であると考えています。
時間が増えれば、あなたのやりたいことができます。しかし、趣味や遊びの時間にあてるのはおすすめしません。結局のところ、趣味や遊びは時間の消費でしかありません。
あなたの仕事のやりがいや成長に繋げるために、空いた時間を是非、個人で仕事をする時間に使ってください。
個人で仕事をするというのは、簡単に言えば副業です。
サラリーマンとして働いているあなたは、会社から給料を貰って働いていますよね。空いた時間では、アルバイトのようなどこかに属して給料を貰うやり方ではなく、自らお金を稼ぐやり方を選択してください。
雇われて稼ぐのではなく、あなた自身の価値を提供して稼いでください。なぜなら、自ら稼ぐ経験はサラリーマンにとって、とても大きな経験となります。
自分の力でお金を稼げるんだという自信に繋がりますし、そこで学んだことを本業に活かすこともできます。そうすれば、本業でも成功を収められることに繋がります。
さらに、これまでとは違うスキルを養っておくことで、いざ仕事を辞めようと思ったときの保険にもなります。
ただ、新たに仕事を始めると言っても、起業するわけではありません。どんな仕事をしようかというアイデアを準備する必要もありません。もっと簡単に捉えてもらって構いません。
どのようにして仕事をするかと言うと、ネットを使って仕事を受注するのです。
クラウドソーシングいう言葉を聞いたことがありませんか?今はネットを通じて個人単位で仕事ができます。ネットには個人への仕事依頼がとてもたくさんあります。
クラウドソーシングサービスを通じて、多くの仕事を探すことができます。そのクラウドソーシングサービスでも、特におすすめなのがクラウドワークスです。
クラウドワークスは、ユーザー数、仕事依頼数ともに日本最大級のクラウドソーシングサービスです。仕事のカテゴリーも200種類以上あり、プロ向けの仕事から経験不問の仕事まで、あなたに合う仕事が見つかるでしょう。
これまでやってきた本業の仕事を活かしてみるのも良し、自分の興味のある分野で新たな仕事にチャレンジしてみるのも良しです。
クラウドソーシングで時間を活用することで、あなた個人の力は向上します。そうしていくうちに、周りの人と差をつけることができます。
ここまでを見据えて個人としての働き方改革を達成するのです。そうすれば、あなたの生活は大きく変化します。
嫌な仕事をやっているだけでは、毎日が退屈で仕事に行くのも辛いですよね。それが、本業以外に自分の好きな仕事をすることで、有意義な時間を過ごせます。それが好きになると、毎日がかなり充実すると思います。
是非、個人で働き方改革を達成してください。最も大切な「あなたの時間」を手に入れるために、働き方を改革していきましょう!