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昔の日本は、一家の大黒柱であるお父さんが朝から晩まで仕事をして、お母さんは専業主婦として家庭を守ることが普通でした。これは、高度経済成長期の日本だったからこそ生まれたスタイルです。
高度経済成長期の日本では、どの企業も右肩上がりで成長していました。そのため、働けば働くほど会社の業績が上がり、それに伴って給料も上がっていきました。
終身雇用制度が出来上がり、同じ会社で働いていくことで役職と給料が上がっていくのが普通でした。家を建て、より良い生活を手に入れることが美学として形成されました。
しかし、今の日本はそうではありません。企業が右肩上がりで成長していく時代は、とっくの昔に終わりました。
では、これからの日本で生きていくためには、何が必要なのでしょうか？
今回は、現代社会で勝ち組になる働き方について考察します。
若手の働き方の変化について
現代は昔のように企業が成長しないため、給料も上がることがなく、いくら働いても同じ生活が続きます。
ただ、それだけで悲観するのは間違いです。
日本は、高度経済成長を経たことにより、生活水準の向上という観点では、特に成功しています。
日本では、明日の生活もできるか分からないと思っている方は、ほとんどいませんよね？これは、日本での生活水準の最低ラインが上がっていることに起因します。
今は、がむしゃらに働かなくてもある程度の給料へ貰えますし、生活に困ることもありません。
しかし、これが日本の停滞の原因でもあります。
現代の日本に生まれた若い世代の人は、努力せずとも普通の生活を手にすることができます。むしろ、それが当たり前です。
するとどうでしょう？昔の人のように、生活がかかっているために働かなくてはならないといった危機感は、全く無いに等しいのではないでしょうか。
これは、若手の働き方を見ていてもよく分かります。
仕事を何のためにするのかも考えず、とりあえず生きていくために就職する。でも、仕事の目標がないので目指すものもなく、自ら成長しようという意識がない。仕事なんて、お金を貰うために嫌々やっている。
このような人が多いのではないでしょうか。
若い人は、仕事で頑張って上を目指すのではなく、とりあえず楽に働き、ある程度のお金を貰って楽しく生きていくことを望んでいるように思います。
これが日本の経済の停滞する原因とも考えられますが、現実として、このような働き方をする方が増えています。
社畜と楽をする人の二極化が進んでいる
会社には色々な考え方の人がいるのは当然ですが、その中でも、働き方が二極化してきていると感じています。
- がむしゃらに働いて周りの仕事をしない人達をディスりながら、社畜のように働く人。
- 前述したような仕事に目標もなく、お金さえもらえれば楽をしたいという人。
会社で上にいく人達は、前者です。それは当然のことであり、会社としては社畜のように自ら仕事をしてくれる人を上に立たせたいと考えます。
しかし、この人達はプライベートも犠牲にしながら働いています。果たして、この働き方が正義なのでしょうか？
現代社会では、社畜のようにプライベートを犠牲にしながら働くより、後者のような働き方をしていくほうが、将来的に良い生活ができるのではないかと考えています。
社畜の未来を考える
果たして、若手のような働き方が本当にいけないことなのでしょうか？
実は、このような考え方を持っているほうが、将来的にはメリットが多いと思っています。
仮に、あなたが社畜としバリバリ働いていくとします。その会社で定年を迎えたとき、あなたには何が残っているでしょうか？
定年で会社を辞めて、いきなり何も後ろ盾がないまま社会に放り出されたとき、あなたに残るものはお金だけではないでしょうか。
会社の中で築き上げてきた役職という名誉は、会社の後ろ盾が無くなったあとに社会に出たら、全く意味を成さないものでしかありません。
あなたの個人の価値は、会社の中でしか通用しない価値でしかないのです。
しかも、これまで仕事に人生を捧げていたために、プライベートには何もありません。そのため、趣味もなく暇な毎日を送らざるを得ません。
ただ、お金はあります。むしろ、お金のためだけに働いてきているので、お金を貯めるという目標は達成できます。
社畜として働くメリットは、お金が手に入ることでしかありません。
楽して働く人の未来を考える
それとは逆に、とりあえず会社で働き、好きなことをしていく道を選んでいたらどうなるでしょうか？
生活には困らないだけのお金が貰え、残業などもなく、好きなことをしてプライベートを充実させている。そのまま定年を迎えたとしても、プライベートが充実しているのは変わらないため、余暇も楽しく過ごせる。
しかし、そこで問題になるのが、お金です。
残業もせずに働いていたのですが、社畜のように働いてきた人に比べて、稼いできたお金が少ないのです。
これらのことから、社畜として働くことと楽に働くことの一番の違いは、稼いできたお金の量です。
それでも楽して働く人が成功できる仕組みが現代にはある
ひと昔前であれば、お金がなければ生活できないため、がむしゃらに働くしかありませんでした。会社に労働という価値を提供して、働いた対価としてお金を貰っていました。
しかし、今の世の中では、それに大きな変化が訪れています。価値を提供してお金を得るという仕組みは変わりませんが、その価値の種類が変化してきたのです。
昔は、モノやサービスを提供して価値を提供してきましたが、今は知識や楽しみ、感動といった、目に見えないものを価値として提供できるようになりました。
その中でも有名なのは、ユーチューバーやブロガーです。
ユーチューバーやブロガーは、見ている人に楽しさや驚きを提供しています。その価値を提供することで、対価としてお金を得ています。
現代社会では、人生の経験を価値として提供することで、お金を得られるようになったのです。この新しい稼ぐ仕組みを利用すると、社畜よりも楽して働いている人のほうが稼げる方法があります。
それは、自分の経験を価値として提供することです。
自分の経験を価値として提供することで稼ぐ
ユーチューバーやブロガーは、主に広告費で稼いでいます。映像の途中に広告を挟んだり、ブログに広告を掲載したりして、そこから収益が発生します。
この稼ぐ仕組みをベースとしたとき、必要なのが集客です。集客するためにはまず、ユーザーに価値を提供することが必要です。
ここで、楽して働いている人が有利になります。なぜなら、プライベートで楽しいことをたくさん知っているからです。
プライベートで得た情報や知識、楽しさを映像や記事として発信することで、あなたオリジナルの価値として提供することができます。しかも、遊んでいた経験をそのまま価値として提供できるのですから、より遊んでいる人が多くの価値を提供できるようになります。
本業では楽して働きつつ、副業としてこの仕組みを利用するのです。
すると、本業からは楽して安定的な収入を得つつ、プライベートの経験を価値として提供して副業の収入も得られます。
この方法ならば、個人としての価値も向上していきます。すると、定年を迎えたときに、個人としての価値が残ります。
個人の価値が残っていれば、副業として取り組んでいたことを本業に変えて、引き続き稼いでいくことができます。
これこそが、楽して働く人が勝ち組になる方法です。
楽して働きたい人は今すぐに副業を始めよう
楽して働くためには、本業以外に収入を得ることが成功の秘訣です。ただ、自分の価値を提供するにも、何から始めれば良いのか分からない人が多いと思います。
そこでおすすめなのが、まずは個人として収入を得てみるということです。
今は、個人でできる仕事が多くあります。特に、クラウドソーシングというサービスを利用すれば、個人間で仕事の受注ができます。
クラウドソーシングサービスで一番有名なのは、クラウドワークス
です。
ここで仕事を受注して、まずは個人で稼ぐ感覚を身につけてみてください。その感覚を養っていけば、副業で稼ぐことも夢ではありません。
どんな仕事があるのかをみるのは無料でできますので、仮に仕事を受注しなくても問題ありません。まずは、どんなものがあるのかだけでも目を通してみてください。
楽して働きながら、楽しいことをしてお金を得るという無双を経験する第一歩を踏み出しましょう！
